人に何かを伝える際、人間の五感に最も訴えかけやすいのが視覚です。視覚は五感の70%以上を支配しているともいわれ、印象の大部分を決める要素となっています。目指すべき目標や掲げる理念などを形として視覚化し、分かりやすく人々に伝えるのが、ロゴマークの役割です。 ロゴマークとは単なるデザイン上の飾りではなく、企業の理念や経営者の姿勢を表した、企業の顔にもなり得ることから、名刺、封筒、制服、サイン、看板、商品、あらゆる販促物や広告物などに応用できるようになり、企業のブランド価値を伝える効果も生まれます。
ロゴマークは、図形・イニシャル等からアプローチした「シンボルマーク」、文字からアプローチした「ロゴタイプ」に分けることができます。これらを組み合わせることで、それぞれの特徴やメリットを生かしながら、用途に応じたバリエーションを増やすことも可能です。
シンボルマークは、その企業を象徴する図形で表現したものです。形から感じる温かさや親しみやすさ、企業全体のイメージや本質、理念を表現した方がよい場合に適しています。
ロゴタイプは、社名やブランド名の文字をデザインした、読めるマークです。社名やブランド名、商品名を覚えてもらう為に、可読性と記憶性に配慮しながら、イメージに合った文字をデザインします。